礒野恒二郎様のユーザーレビュー
JBマスターズ礒野恒二郎様によるリチビー24V40Aのレビュー
使用環境
マーキュリー ウィザード・11ft Vハルアルミボート・9.9馬力
リチビーで稼働している機器
モーターガイド TR82 KTFチューン 82lb 24V
使用場所
野尻湖・河口湖・霞ケ浦・三瀬谷ダム・河北潟 ・多根ダム
リチビーモデル
24V40A
チャージャー
24V20A
リチビーのここがグッド
エレキは24V40A、魚探・ライブウェル・ビルジは12V40Aでボートの電装系は全てリチビーです。とにかく軽い。おっさんアングラーにはとても優しい軽さです。リチビー2台合わせても16~17kg。リチビーを使う前は24kgの鉛バッテリーを2台+魚探用とライブウェル用で5kg近いバッテリーをそれぞれに使っていたので、58kg-17kg=41kgの軽量化になりました。プレーンが早くなり、トップスピードも2キロ以上伸びました。平野部の河北潟では時速36キロ→38キロ台、長野県の野尻湖では時速34キロ→36キロ台の差がありました。小型アルミボートでのこの違いはかなり大きいものだと感じています。ジョンボートでの24Vエレキ1機掛けの時も時速7キロ台だったのが、8キロ台後半までにスピードアップしました。ボートはカートップで運んでいますが、毎回の準備もバッテリーが軽いので苦になりません。カートップアングラーにはこの軽さがとても重要なのです。野尻湖で8~9時間ライブスコープを使ってもバッテリー切れになったことはまだありません。充電時間はエレキ用24V40Aが毎回15分程度、魚探・ライブスコープ用12V40Aが1時間程度と後片付けにライン巻替え、リグり直しをしている間に充電が終わってしまいます。充電が速いのでクルマのバッテリーからの充電にも対応できます。4万円~5万円の3000Wクラスのインバーターを使って普通に充電しているので車中泊派の自分にはもう外せないアイテムです。以前はトーナメントの為に鉛バッテリーを6発(3日分)もクルマに積んでいたので大変でした。
リチビーのここがダメ
やはり高価です。しかし高価だけに少し自慢になります。バッテリーの接続端子部分が六角ボルトなので毎回の取付、取外しの際の締付けが面倒です。
ご購入検討されてる方へ
テスターなどではない一般アングラーの中では最も早くリチビーを使い始めた私ですが、今のところ、いいところしかないリチビーです。腰への負担も軽減され、後片付けも苦になりません。動力がエレキのみのレンタルボートユーザーにはマストアイテムでしょう。価格の高さが一番のネックとなっているアングラーが多いですが、お値段以上の価値があります。